毎年、新年度を迎えると定期健康診断の案内が届く。
これを受け取り、また受診結果を受け取ると、ダイエットという言葉を意識し行動に移す。
ダイエットはカロリー制限と筋トレを中心に進めていく。

毎年この行動を行うのだが、結果、成果にむすびつかない。
自分の中では、季節の風物詩と化してしまっていると理解している。
家族からも無駄な努力と冷ややかな視線。
但し、本人としては、毎年、今年こそは。
と意気込みダイエットに突入する。

なぜ、毎年成果に結びつかないのであろうか。
なぜ、毎年この努力を行うのであろうか。
成果に結びつかない理由は、自分の意志の弱さもあると感じるが、自分を取り巻く環境もこの要因であると思う。
決して、自己正当化の為だけでは無い。
この環境とは、仕事上の会食である。
取引先と人的交流並びに良好な人脈を維持するには、非常に大切な時間である。
また、上司、会社幹部が同席する場合は尚更である。
失礼にあならぬよう、出される食事は極力残さない。
また、場の空気を和ませる為、勧められたお酒は余程のことがない限り飲む。
特に国内ではなく、アジア地域の取引先は上記が大切とされ、先人からの引き継がれている。
仕事を円滑に進めたい。
会食は業務上の潤滑油。
会社は人で成り立つ。
成り立たせるには企業間の信頼関係と共に、良好な人脈形成は不可欠。
自分もこの責務を果たす事が、義務であり職務の一つ。

この強い責任感が、ダイエットの行動にブレーキをかける。
ダイエットという成果は職責により失われる。
現職に留まる限りダイエットは果たせぬ夢。
夢では家族を養えない。

結論とさては、上記自分を正当化してダイエットを日常生活の優先度を落とすことへの罪悪感を消し去る言い訳なのかもしれない。
この為、季節の風物詩として毎年繰り返す事態に至っている。
このような環境でも達成できるダイエット方法があればありがたい。
ダイエットを行い成功したいと思う気持ちは少なからずある訳だから。

きっと、このような境遇、気持ちを持った人間は少なくないはずである。